新型「911」発表

その他 2019年6月13日

~スポーツカーのアイコンが8世代目に進化~

2019年5月28日、ポルシェジャパンは新型「911」を発表しました。7月5日より日本全国のポルシェ正規販売店で販売開始されます。

新型「911」は、1963年に初代が誕生してから半世紀あまりを経て、8世代目に生まれ変わりました。
ラインアップは「911カレラS」、「911カレラ4S」、「911カレラSカブリオレ」、「911カレラ4Sカブリオレ」の4つです。

全長は4,519mm、全幅は1,852mm、全高は1,300mmで、先代よりワイドになりました。搭載されるエンジンはターボで過給される3.0リッターの水平対向6 気筒で、最高出力450ps/6500rpm、最大トルク530Nm/2300-5000rpmを発揮します。くわえて優れたパフォーマンスと効率を余すところなく引き出すために、新エンジンの出力特性に最適化した8速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)を初めて採用しました。

インテリア・デザインは従来の雰囲気を踏襲しつつ、デジタル化が大幅に加速しているのがポイントです。10.9インチの大型モニターを据えたほか、メーターパネルもセンターのタコメーター以外はフルデジタル化されました。

ポルシェAGエクステリアデザイナー・山下 周一氏よりデザインについて説明がありました。
「911」のエクステアリアには数多くの新要素が取り入れており、フロントにはフォーポイントヘッドランプを採用し、リアランプは横一文字でモダンかつ躍動的なデザインとなっています。

衝突被害軽減ブレーキ、自動再発進機能付きアダプティブクルーズコントロールなどの先進安全運転支援システムやレーンキープアシストなど運転支援機能も装備しています。また、路面の水量を検知して、コントロールシステムを調整しドライバーに知らせる、世界初の新開発ウェットモードを全モデルに標準装備しています。さらに、84個のLEDを使ったマトリックスLEDヘッドライトも搭載し、より広い範囲をより明るく照らし出すことができます。コネクテッド機能「Porsche Connect」も進化しました。スマートフォンを通じて、ドアの施錠状態や駐車位置を確認できるほか、故障や事故時に、ポルシェ アシスタンスに接続出来る機能も搭載しています。

メーカー希望小売価格(税込)は、「新型911カレラS」が¥16,660,000、「新型911カレラ4S」が¥17,720,000、「新型911カレラSカブリオレ」が¥18,910,000、「新型911カレラ4Sカブリオレ」が¥19,970,000です。ぜひお近くのポルシェジャパン正規販売店に足をお運びください。

新型「911」発表会の冒頭、ポルシェの3つの約束のコミットメント達成状況について触れました。
①「魅力的なポルシェを提供し続ける事で、日本の消費を刺激」
2018年のポルシェ販売台数は7,166台の新記録を達成しました。(9年連続の対前年比アップ)

②「PHEVの更なる拡大/ゼロミッションスポーツカーの導入」
ポルシェ初のEV車「Taycan」のジャパンプレミアは2019年内を予定。日本へは2020年に導入を予定しています。
ABB社と独自にパートナーシップを結び、全国ポルシェセンター、公共施設へ2020年半ばの設置を目指し、急速充電インフラの準備を進めております。この次世代型急速充電器は、「Taycan」への80%充電を30分以内に行える能力を備えています。

③「お客様へのスポーツドライビング体験の提供」
顧客へのスポーツドライビング体験の場を提供する新しい総合スポーツドライビング施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター・ジャパン」の建設を発表しました。センターの建設場所は千葉県木更津市で、2021年に開業予定です。

2019年11月、東京都渋谷区において、ミレニアル層を中心とした次世代に向けた独立型ブランドエキシビション「scopes Tokyo(仮)」を約1か月の期間限定開催します。「scopes」は「想像力と共振」をテーマに、ポルシェが全世界的に次世代カスタマーと定義するミレニアル層に向けた新たなブランド価値を発信・体験するポルシェ独自のエキシビションで、日本は世界で3か所目の開催となります。 今後の続報にご期待ください。

○ポルシェジャパン 911についてはこちらから。
911 オフィシャルサイト
https://www.porsche.com/japan/jp/models/911/

○ポルシェジャパンについてはこちらから。
ポルシェジャパン オフィシャルサイト
https://www.porsche.com/japan/jp/

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