東日本大震災チャリティ イベント「MOTO AID」に二輪インポーターが出展
~バイク好きの想いをひとつにし、東北へ届けよう!~
この度の東日本大震災により被災された皆さま、ならびにその家族の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧と皆様のご健康をお祈り申し上げます。
4月30日(土)、河口湖ステラシアター(山梨県南都留郡)で、バイク乗りによる東日本大震災チャリティ イベント「MOTO AID」が開催されました(入場料は無料)。
二輪インポーターを始め、バイクに関連した多数の企業が出展。また、当日は、約2,000名が来場しました。
MOTO AIDフォトギャラリー
「バイク好きの気持ちをひとつにして、東日本大震災の被災者のみなさんに届けよう!」
そんな想いを実現するため、大人のバイク乗りのためのライフ・スタイルマガジン「MOTO NAVI」を発行している㈱ボイス・パブリケーションの主催、二輪用品店㈱ナップスの共催で、このイベントは開催されました。
チャリティオークションによる収益金や、来場者から寄せられた義捐金(1,112,640円)は、全額、被災地に寄付されることになりました。
このイベントは、当組合会員の全ての二輪インポーター(ビー・エム・ダブリュー㈱、ドゥカティ ジャパン㈱、ハーレーダビッドソン ジャパン㈱、KTMジャパン㈱、ピアッジオグループジャパン㈱、トライアンフ ジャパン㈱の6社)をはじめ、国内メーカーなどがオフィシャル パートナーとなり実施されました。
また、当日は、ビー・エム・ダブリュー㈱、ドゥカティ ジャパン㈱、KTMジャパン㈱、トライアンフジャパン㈱や国内メーカーが特設ブースを出展し、話題のニューモデルを展示しました。
また、一般道を使用した試乗会も開催されました。
更に、バイクに関連した企業も数多く出展し、ウェア、グッズ、パーツなども数多く販売されました。
それでは、当日の主なイベントを紹介します。
司会進行は、タレントのトムセン陽子さん、MOTO NAVI編集長の河西啓介さんが担当。
被災地復興支援募金活動
会場の入り口や各社のブースには、募金箱が置かれ、参加者がそれぞれの思いを込め、募金を行っていました。
被災地復興支援チャリティ オークション
二輪インポーター・国内メーカーや、ウェア、パーツ・用品などのメーカー、更に、世界的に有名なレーサーからも多くの品物が提供され、普通では入手することが出来ないグッズがオークションにかけられました。
チャリティ トークショー
元ロードレーサーの中野真矢さんと二輪ジャーナリスト・松下ヨシナリさんのトークショー。
また、バイクを愛し、自らバイクも運転する、タレントの木村東吉さんと同じくタレントの福島和可菜さんによるバイクの魅力を語るトークショーも行われました。
各出展者の注目車両の紹介
出展各社の広報担当者による、自慢の車両紹介が行われました。国内初の展示車両も有り、性能や走行時のインプレッションなどが紹介されました。
司会者のトムセン陽子さんが、実際にオートバイに跨り、運転姿勢や足つきの具合のレポートも有りました。
ビー・エム・ダブリュー R 1200 R Classic
ドゥカティ ジャパン DIAVEL
トライアンフジャパン デイトナ675R
KTMジャパン 125DUKE
ニューモデル試乗会
国内で初めて発表されたニューモデルの試乗会も併催。多くの参加者が集まり、お目当ての一台を試乗していました。
試乗の前には、各出展者から運転の注意点や、車両特性のアドバイスが行われ、安全な運営が図られていました。
更に、メインステージでは、イベントの趣旨に賛同し、ボランティアで出演したミュージシャン、左嵜啓史さん、矢沢洋子さん、マイク眞木さんのライブも行われました。
当日は、お天気が味方し、約1,800台のオートバイ、約2,000人のライダー及び来場者が訪れ賑わいました。会場となった河口湖ステラシアターは、被災地への想いとオートバイに対する愛情で溢れていました。
本記事の取材は、2011年4月に行いました。