日本自動車輸入組合(JAIA)は2010年2月8日(月)から10日(水)の3日間、神奈川県の大磯プリンスホテルをベースとして、報道関係者を対象とした恒例の輸入車試乗会を開催しました。
JAIAは、1982年から1985年まで箱根観光ホテルで、1986年から大磯プリンスホテルで輸入車試乗会を開催しており、今回は30回目となります。
今回は、会員インポーター15社から、23ブランド87台の最新モデルの試乗車両の出品があり、3日間で延べ525名の報道関係者が来場されました。
試乗会場では、インポーターの担当者が、早朝から試乗車両の準備を行います。万全な状態でご試乗いただくために、洗車はもちろんのこと、試乗車両のコンディションのチェックも欠かせません。
報道関係者の試乗時間は、90分または45分です。3日間の日程でより多くの報道関係者に効率よくご試乗いただくために、事前にご希望を伺い、あらかじめ試乗スケジュールを決めておきます。
受付で鍵を受け取り、試乗に出発していただきます。
JAIAの輸入車試乗会は、試乗コースを特に決めておりません。皆様にご自由に試乗していただきます。大磯プリンスホテルの周辺は、一般道路もあれば、自動車専用の西湘バイパスもあります。足を延ばせば、試乗時間内に箱根(TOYO TIRES ターンパイク)まで行くことも可能です。
同じ条件の道を、異なる輸入車で次々と走行することにより、それぞれの車の設計思想や特徴が顕著にわかるようです。
大磯プリンスホテルの海側(南側)には、ロングビーチ駐車場と呼ばれる広大なスペースがあり、写真やビデオなどの撮影が行われます。
輸入車試乗会は、報道関係者に2月の恒例行事として定着しており、会場では、報道関係者とインポーターの広報担当者が談笑する場面が多く見られます。
ブランドの枠を超えて最新の輸入車が一堂に並ぶ様は、JAIAの輸入車試乗会ならではの光景で、さまざまなブランドの輸入車を一度にご試乗いただける機会は他にはないと思います。
会期中に最も気を配るのは安全管理です。特に、試乗開始時刻である9時、10時半、12時、13時半、15時は試乗車両が駐車場から一斉に出発するので気が抜けません。
おかげさまで今回も事故無く、また、天候にも恵まれ、無事、3日間のスケジュールを終了することができました。