日本自動車輸入組合(JAIA)は2009年2月3日(火)から5日(木)の3日間、神奈川県の大磯プリンスホテルをベースとして、報道関係者を対象とした恒例の輸入車試乗会を開催しました。
会場の大磯プリンスホテル
JAIAは、1982年から1985年まで箱根観光ホテルで、1986年から大磯プリンスホテルで輸入車試乗会を開催しており、今回は29回目となります。
今回は、15社から、24ブランド83台の最新モデルの試乗車両の出品がなされ、3日間で延べ582名の報道関係者が来場されました。
試乗車両の一覧はこちら。
駐車場に整列した試乗車両
試乗会では、インポーター各社が用意する試乗車両に対し、報道関係者に事前に試乗希望を伺います。
その希望に沿って試乗スケジュールを調整し、順次、所定時間内(90分ないし45分)で大磯プリンスホテル周辺を自由に試乗していただきます。
報道関係者の中には、西湘バイパスを経由して箱根(TOYO TIRES ターンパイク)まで行かれる方もいらっしゃいます。
また、大磯プリンスホテルの海側(南側)には、ロングビーチ駐車場と呼ばれる広大なスペースがあり、写真やビデオなどの撮影が行われます。
試乗に出発
西湘バイパスの出入口となる大磯西インター
TOYO TIRES ターンパイク
ロングビーチ駐車場での大勢のスタッフによる撮影
試乗の終了時刻が近付くと一斉に大磯プリンスホテルに試乗車両が戻る
試乗を終えた報道関係者
受付で鍵の受渡しと試乗車両全ての試乗予定の管理を行う
輸入車試乗会は、報道関係者に恒例行事として定着し、「試乗する機会がなかったクルマに乗ることができる」、「同じ条件で一定した評価をすることができる」、「インポーター各社の広報担当者に一堂に会うことができる」などと高く評価していただいております。
ブランドの枠を超えて最新の輸入車が一堂に並ぶ光景はJAIA試乗会ならでは
報道関係者とインポーター広報担当者の情報交換の場となる
今回は、初日の2月3日に、JAIAを代表してテンペル理事長(メルセデス・ベンツ日本株式会社 代表取締役社長)とアランプレセ理事(フィアットグループオートモービルズジャパン株式会社 フィアットカントリーマネージャー)が報道関係者と歓談を行いました。
歓談の後は、テンペル理事長がフィアット500に、アランプレセ理事がメルセデス・ベンツS550に試乗し、それぞれの良さを語りました。
テンペル理事長
アランプレセ理事
メルセデス・ベンツS550とフィアット500
会期中に最も気を配るのは安全管理です。特に、試乗開始時刻である9時、10時半、12時、13時半、15時は試乗車両が駐車場から一斉に出発するので気が抜けません。
出発時には安全確認と譲り合いが大切
おかげさまで今回も事故無く、無事、3日間のスケジュールを終了することができました。