JAIA 日本自動車輸入組合
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Volkswagen Think Blue. Day

2011年10月17日


~フォルクスワーゲンならではのエコ活動を楽しみながら体験~

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社は2011年10月8日(土)と9日(日)の2日間、二子玉川ライズ(東京都世田谷区)でVolkswagen Think Blue. Dayを開催しました。

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「Think Blue.」は、フォルクスワーゲンのサステイナビリティキャンペーン(社会や環境と共存するモビリティを実現する活動)のことで、2010年3月のジュネーブショーで発表されました。世界30ヶ国以上において、それぞれの国の実情に合わせた形で展開され、日本では2011年5月からスタートしました。

日本では、環境を表す色として、グリーン(緑)が用いられることが多いかと思います。フォルクスワーゲンのThink Blue.のブルー(青)は、海や空、美しい地球そのものを表しています。地球規模で環境を考えようという取り組みです。

日本でのThink Blue.キャンペーンは、主に3つの柱から構成されています。

■環境性能に優れた商品や技術の提供

ブルーモーション テクノロジーをはじめとする最新技術により、クルマによる環境負荷の低減を図ることです。具体的には、TSIエンジン、DSGトランスミッション、スタート/ストップシステム、ブレーキエネルギー回生システム、そしてそれらを搭載したモデルの導入などが該当します。

■環境保全活動などCSR(企業の社会的責任)への積極的な取り組み

企業の社会的責任において、資源や生物多様性の保護などの環境保全活動に参加することです。具体的には、本社工場の近くで行われている「アッラー川氾濫原の再自然化」プロジェクト、メキシコ工場の水源保全活動「イスタ・ポポ」プロジェクト、ホッキョクグマ保全活動、ビオトープコンクールへの支援などが該当します。

■お客さまと一緒に私たちの行動を変えていこうという活動

自然を大事にし、環境と共存する考え方や行動についての啓蒙活動を実施することです。具体的には、エコドライブトレーニングなどが該当します。

「Think Blue. Day」は、Think Blue.キャンペーンの具体的な活動として、フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社が初めて実施するもので、フォルクスワーゲンならではのエコ活動を楽しみながら体験できるイベントです。
今回は、Think Blue.の考え方を理解していただくThink Blue. Tourや、エコドライブトレーニング、ご家族と一緒に楽しめるカーフレグランス工作やFacebookなどのSNSサイトで使えるプロフィール写真の製作などが行われました。初日の10月8日(土)には、500名ものお客様が、段ボールや再生紙で作るカーフレグランス工作に参加されたようです。

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環境に配慮したフォルクスワーゲン独自のテクノロジーを、実験を通じて体感

フォルクスワーゲンは、2010年に450万台のクルマを生産し、世界で販売しました。その1台1台がエコになれば、とても大きな力になります。
そこでフォルクスワーゲンが考えたのが、運転する楽しみはそのままでエコに繋がる技術です。
その代表的な技術である、TSIエンジンとDSGトランスミッションについて、Volkswagen Think Blue. Dayの目玉ともなるステージイベント「Think Blue. Tour」で、親しみやすく、お子様にもわかりやすく紹介されました。

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■軽いクルマの方が燃費が良い

ステージに用意された2台の青いビートルの電動ペダルカー。会場から選ばれたお二人(大人と子供)が乗り込み、同時に発進、3秒間加速します。
結果は、体重の軽いお子様の乗ったビートルがリード。これは、クルマは軽い方が、燃費が良いことを表しています。これは、誰でもすぐに実践できることです。クルマの中に使わないゴルフバッグが積みっぱなしになっているのなら、これを家に置いておくだけで燃費が良くなるということです。

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フォルクスワーゲンのメーカーの取り組みとしては、エンジンのダウンサイジングが挙げられます。今まで、2.3リッターや2.0リッターだった排気量を、1.4リッターや1.2リッターにすることで、エンジンの軽量化と小排気量による燃費の向上を実現しています。

■小さなエンジンで大きなパワーを出すには

続いてエンジンに関する実験です。
ステージに用意された3つの空気入れ。これは、大きなエンジン、小さなエンジン、過給器付きのエンジンを表しています。

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大きい空気入れは、風船を大きく膨らませることができますが(=パワーが出る)、相応の力が必要です(=燃費が悪い)。反して小さい空気入れだと、力は必要ありませんが(=燃費が良い)、風船を大きく膨らませることができません(=パワーが出ない)。
そこで登場するのが過給器付きのエンジン。普段は小さくて軽いですが、いざパワーが必要となる場面では、過給器が大きなエンジンに負けないパワーを出してくれます。

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■燃料を無駄なく燃焼するためには

今度は、ジョウロで液体をビーカーに流し込む実験です。
これは、直噴エンジンと、従来型のポート噴射エンジンを比較するものです。

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直噴エンジンは、直接ビーカーに注ぎ込みます(文字通り、直接、燃焼室に燃料噴射します)ので、無駄なく青い液体を入れることができます。一方の従来型のポート噴射エンジンの場合は、ビーカーに注ぎ込む過程で、青い液体が残ってしまいます。

■エンジンのパワーを無駄なく伝達するには

最後にトランスミッションの実験です。
各テーブルに用意されたのは、プラスチック製の歯車。大きさの異なる歯車が組み合わされ、小さな歯車で大きな歯車を回せば大きな歯車はゆっくり回り、逆に大きな歯車で小さな歯車を回せば小さな歯車は速く回ることがわかります。クルマも同様で、発進するときや坂道など、力を使うときに、ゆっくり回るギアを使い、速度に応じてギアを使い分けています。

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ギアの基本的な仕組みを理解したところで、オートマチック車とマニュアル車を理解する実験です。
ハンドルを回して棒にぶらさがる白クマのぬいぐるみを回す実験ですが、マニュアル車の方にはクラッチを模した円盤、オートマチック車の方にはトルクコンバータを模した羽が着いています。

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マニュアル車の方はハンドルを回せば、すぐに白クマのぬいぐるみが回転します。一方のオートマチック車の方は、白クマのぬいぐるみが回転を始めるまでにタイムラグが生じます。
つまり、オートマチック車は、自動でギアチェンジするので運転はしやすいものの、力の伝達のロスがあり、マニュアル車は直に力が伝わるので効率が良いということです。

フォルクスワーゲンのDSGは、オートマチック車の良いところ(自動変速)とマニュアル車の良いところ(効率の良さ)を兼ね備えたトランスミッションで、過給システムと直噴が生み出すTSIエンジンのパワーを無駄なく伝達します。

■Think Blue. BINGO

ステージイベントの最後には、ビンゴゲーム大会です。ビンゴカードには、通常の数字ではなく、フォルクスワーゲンの環境への取り組みを表したロゴが記されていました。

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見事、ビンゴとなったお客様には、フォルクスワーゲンで行く東急リゾートの旅やお子様に大人気の白クマのぬいぐるみなどが賞品としてプレゼントされました。

エコドライブトレーニング

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社は、2007年12月からエコドライブトレーニング「Volkswagen Driving Experience」を開催しています。
今回のVolkswagen Think Blue. Dayでも、試乗車が5台用意され、二子玉川周辺の一般道でエコドライブトレーニングが行われました。

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試乗車には、ドイツモダンドライブ社製の専用機器「Modern Drive Eco」が装着され、使用した燃料の量やCO2排出量などが正確に記録されます。結果は、SDカードを通じて、PCに入力・処理され、お客様にグラフ化されたレポートが手渡されます。

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エコドライブとセーフティドライブは表裏一体。エコドライブトレーニングは、正しいシートポジションの取り方から始まります。
試乗は2回行います。1度目は、お客様の普段通りの運転方法で走行、2度目は、助手席のインストラクターのアドバイスを受けながら、同じ道を走ります。
インストラクターのアドバイスを受けながら走った2度目は、平均すると約24%の燃費改善があったようです。中には、49%も改善された方もいらっしゃったとのこと。
ポイントは、交通流の先を読んだ早めのアクセルオフにあるようで、市街地での走行にも関わらず最高燃費は15.92km/L(ポロ)を記録しました。

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エコセーフティドライブの10のポイント

フォルクスワーゲンが推奨するエコセーフティドライブのポイントは次の通りです。

  • 近くの用事は、一度にまとめよう!
  • 使わない荷物は、なるべく積まない!
  • タイヤの空気圧は、まめにチェックしよう!
  • カーナビを活用して、ルートの確認や渋滞を予測しよう!
  • エンジンをかけたら、出来るだけ早めにスタート!
  • 早めのシフトアップで、エンジン回転数を下げて走る!
  • 交通の流れに乗った運転を!
  • 1分以上の停車は、エンジンを切ろう!
  • 必要なとき以外は、エアコンを切る!
  • オイルやタイヤにも、環境を意識する!

いずれも毎日の小さな心がけから無理なく始められるものばかりです。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社は、今後、Think Blue. イベントの全国開催を検討しているとのことです。
皆様のお近くの街でも開催されると良いですね。

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○フォルクスワーゲンについてはこちらから。
Volkswagen Interactive
http://www.volkswagen.co.jp

○「Think Blue.」についてはこちらから。
http://thinkblue.jp/

○フォルクスワーゲンがサポートしている世界的な環境プロジェクト「Blue Project」についてはことらから。
http://thinkblue.jp/blueproject/

本記事の取材は、2011年10月に行いました。