JAIA 日本自動車輸入組合
Menu

認定中古車特集 Vol. 2 ボルボ・カーズ千葉中央

2007年10月25日


連載第2回目の今回は、北欧のプレミアムブランドであるボルボを取り扱う、千葉県千葉市中央区のボルボ・カーズ千葉中央をご紹介します。

ボルボ・カーズ千葉中央は、JR京葉線と千葉都市モノレールのちばみなと駅より徒歩3分、千葉市のシンボルであるポートタワーに近い場所に位置しています。 ショールームに近付くと、ボルボでは日本最大と言われるその大きさに圧倒されます。東邦オート株式会社(千葉県でボルボの正規ディーラーを展開)で最も新しいショールームだそうです。
特徴は、タリーズコーヒーを併設していることでしょうか。これだと気兼ねなく、ショールームの中をのぞくことができそうです。

ボルボ・カーズ千葉中央
ボルボ・カーズ千葉中央では、支店長の武蔵 哲也さんにお話を伺いました。

-コーヒーショップと併設しているディーラーは珍しいですね。

当ショールームは、オープンして丸2年になります。
コーヒーショップ(タリーズコーヒー千葉みなと店)と中で繋がっていますが、実は当社が経営しているんです。
当初は、タリーズコーヒーとの間に柵や段差を設けることも考えていたのですが、ボルボに興味の無かったお客様が、タリーズコーヒーから流れてくることを狙って、段差をなくして、同じ高さにしました。コーヒーがきっかけで、月1台程度の成約をあげていますよ。
左がタリーズコーヒー、右がショールーム
新車も中古車も店内に展示しているのは、雪の多いスウェーデンのお店がヒントになっています。
今は新車のラインアップが多いので、中古車のスペースが限られ、入りきらなくなっていますけど。
当店にボルボのスウェーデンの本社のスタッフが来店した際、展示車の頭の位置がピッタリ揃っているのに驚かれていました。クルマを内側に向けて並べているのは、お客様の導線を意識してのことです。

綺麗に並べられた新車の展示車

-大きなお店ですが、何名くらいのスタッフで運営されているのでしょうか?

当店は、敷地面積4,100平方メートル(1,200坪)を有し、ボルボのショールームとしては首都圏最大です。
セールススタッフは6名で、新車・中古車の併売でやっています。中古車目的で来店されたお客様が新車を検討されることもあるので、専任制としない方針です。
最新の設備を誇るサービス工場は4ベイで、メカニックが5名、フロントが2名、パーツが1名です。この規模の店にしては、工場の規模が小さいのですが、すぐ近くに千葉店があるので、間に合っています。
他にアシスタント、経理、ショールームレディがおりまして、合計17名体制です。
店内にはキッズルームやゆっくりくつろげる待合席も用意しています。
当店はポートタワーの近くに立地していることもあって、8月の花火大会の時にはお客様向けのイベントも実施して、お客様との交流を図っています。

左奥に見えるのがポートタワー

-店内には武蔵さんの輝かしいトップセールスの表彰の数々がありますが、武蔵さんのボルボとの出会いを教えてください。

私は元々、地元国産ディーラーの輸入車部門の関連会社に勤めていました。
かつては並行輸入中心の業界に身をおいていましたが、いつかは輸入車ディーラーでセールスしたいと思っていました。
そこで知り合いを通じてボルボを受け、入社しました。
学生生活を終え飛び込んだ業界が、たまたま輸入車業界であったこともあって、私は輸入車業界一筋で国産車の世界は知りません。
当時(15年くらい前)は並行輸入のメルセデスベンツ(W124)がメインで、フェラーリも348を中心に扱っていました。
ボルボの取り扱い車種は、940や740でしたが、オークションで買ってきてからの値落ちが少なく、安定感が強かったのを覚えています。

-武蔵さんの愛車もボルボですよね?

私は、サーフィンが趣味でして、以前は240に乗っていました。年々、遠くの海を目指すようになり、パワー不足を感じてV70に買い換えました。
当店のスタッフにもサーファーが多いですし、お客様にもサーフィンを楽しまれる方が多くいらっしゃいます。
そういうこともあって、ボルボ・カーズ・ジャパンは、サーフィンの雑誌にも広告を出してくれています。

展示車(V70)にも遊び心が

-ボルボブランドの特徴は?

直列5気筒の横置きエンジンが特徴ですが、横置きは850時代からのボルボの拘りです。それは、イコール安全です。私自身がボルボを好きになった理由の1つでもあります。
近年ボルボも他メーカーの例に漏れず、サイズアップしています。 ボルボは側面衝突に早くから目を向けていたので、サイズアップしたのも早かったです。 今度のV70はS80がワゴンになるイメージです。
新型V70は、モーターショーにてお披露目となりますが、更に期待しています。

-ボルボに乗られたことの無いお客様にボルボについてどのように説明していますか?

ボルボは安全で頑丈だというイメージが強いので、触らなくても安全性が高いことがわかりますし、常に環境に配慮したクルマ作りをしています。最近は北欧デザインについても触れております。
輸入車は個性で選ばれる方が多いですが、ボルボにはドイツ車と違った個性があります。
それは北欧らしさが味わえるということです。
今日もIKEAで出張展示会を開催していますが、ボルボには温かみのある北欧の家具に通じるところがあります。
人間が一番過ごす時間が長い場所が家です。そこに北欧の温かみのと落ち着きある家具。移動手段として長く過ごすクルマにもボルボはそれが必要と考えます。その「温かみと落ち着き感」を主張してセールスしています。
また近年のボルボ車はリアのデザインにも特徴があります。
9月1日に発売になったC30に乗っていると、周りの方がリアのデザインをご覧になって、不思議そうな顔をしているのがわかります(笑)。

リアの造形に特徴のあるC30

-どのようなお客様が多いですか?

ボルボには、ドイツ車のような押し出しはありませんし、目立ったレース活動もしていませんが、逆にその押し出しが過ぎ ないところが、実業家、医師、弁護士といった職業の方にもご支持をいただいております。他の輸入車は目立つけど、安全第一のボルボなら許されるということ もあるのだと思います。

-シートヒーターを最初に標準装備したのはボルボだと伺いましたか?

雪国のクルマだと言われますが、ボルボは昔から中東の国々でも人気があるんですよ。
熱対策にも優れておりまして、灼熱の国でも安心して乗ることができます。
ボルボが850以降拘っているのが、シートです。
シートの設計には、整形外科医もチームに加わっているんですよ。
長距離走行や仕事で使っても疲れないシートが自慢です。

-他にボルボの強みはありますか?

錆びに強いことです。
千葉県は海に囲まれておりまして、この辺りも海風が吹くと、塩が凄いんです。また、雪国も塩害が凄いですが、このような地区の方にも支持をいただいております。
お客様へは、ショールームでタイヤハウスの内側を手で触っていただきます。
錆び対策のメッキ塗装がしてあるうえに、さらにプラスチックで完全に覆われているんですよ。

-ボルボの競合車というと、どのようなブランドになるのでしょうか?

BMWやアウディと競合することが多いです。以前はアウディと競合することは少なかったのですが、5年くらい前のA4ブーム以来、多くなりました。また国産車との競合も増えております。

-お客様に安心してボルボの認定中古車を乗っていただくために気を使われていることはありますか?

当店は、値段のつかない10年超の国産車の下取りが多いです。
つまり、長く乗るクルマを求めていらっしゃるんです。
このようなお客様に安心していただくために、認定中古車では、過剰整備と言われるかもしれないほどの納車前の整備を施しています。
国産車から乗り換えのお客様は、「何が壊れますか?」とストレートに聞いてきます。
国産車は10年間何もしなくても壊れなかったかもしれませんので、ボルボのどういった箇所を定期的にメンテナンスすれば良いかをきちんと説明するようにしています。そして、1年に1度は必ず点検を受けてくださいと納車前にお願いしています。
時計にしろ鞄にしろ、何年かするとメンテナンスが必要になります。でも、良いものは飽きないじゃないですか!
クルマのメンテナンスも国によって考え方が違います。スウェーデンのディーラーに行くと、定期交換部品が沢山陳列されていて、お客様はそれを買い、当たり前のようにメンテナンスされているんです。
1つ1つのパーツの値段は国産ではなく、海外から輸入しているものなので、日本車とは同じではありませんと正直に説明しています。
当店のセールスマンに対しては、お客様にきめ細かく説明するよう社員教育しています。
例えば、車検の見積りをご提示する際も、総額だけを出すのではなく、「この状態なら、ブレーキの交換は2000キロ後でも大丈夫です」というような具合です。

サービス工場も完備で購入後も安心して任せられる

-ボルボからボルボへの代替は多いのでしょうか?

多いのですが、乗り換え周期が国内でも長いです(笑)。
平均すると8年でしょうか。 本国スェーデンでは20年以上と聞いています。

-武蔵さんのオススメの車種は?

本当は240からのラインナップを並べたいです。
しかしながら、認定中古車の基準で新車登録から7年以内というルールがあるので、残念ながら850も認定の対象から外れてしまいます。
最近は、高年式のスタークォリティの需要が増えています。登録から1年以内なので、メンテナンスプログラムを付加することもできます。

-随分と古いボルボがありますが、販売用ですか?

これは、P1800ESというモデルです。
後ろから見てください。C30のデザインに通じているでしょう。
C30の後姿がP1800ESに非常に似ているので、C30と並べて展示するために仕入れました。

P1800ES

-ネットへの取り組みを教えてください。

認定中古車のインターネットでの広告は、ボルボ・カーズ・ジャパンのHP弊社のHPの両方に掲載しています。
入庫したら、直ちに写真を掲載しています。
インターネットの性格ゆえ、遠方からも問い合わせが多くあります。以前は全国各地に販売していましたが、最近では、地域密着で売りたいので、セールスの目の届く範囲に限定して納めています。千葉中心に遠くても東京、埼玉ですね。
当社の認定中古車は、すべて自社の下取車と試乗車ですので、履歴が判っているのが強みです。
中古車の広告用の写真を撮る際は、決まった位置で撮るのですが、カメラを動かさずに、写す角度にあわせてクルマを動かしているのが当店の拘りです。
展示車のホイール・センターのブランドロゴが入ったキャップも真っ直ぐでないと気が済みません。
弊社のHPでは、過去の正規輸入モデルのカタログや動画がダウンロードできますが、これは本社の中古車部が作成しています。

認定中古車の屋外展示スペース

-輸入車の魅力を一言お願いします。

個性ですかね。
身に着けるものと同じだと思います。
日本の物が悪いわけではありませんが、輸入車には長い歴史の中で作られたアイデンティティがあります。
一目見て、そのブランドの輸入車だと判るのも拘りだと思います。
長く乗っているとますます愛着が湧いてきますし。

お話を伺った支店長の武蔵さん

-本日はお忙しいところありがとうございました。

○ボルボ・カーズ千葉中央についてはこちらから。
http://www.volvo-tohoauto.co.jp/html/branch/chibachuo/

○ボルボについてはこちらから。
ボルボ・カーズ・ジャパン オフィシャルサイト
http://www.volvocars.com/jp/

○ボルボ アプルーブドカーについてはこちらから。
VOLVO Approved Car Web N@vigator
http://www.ac.volvocars.co.jp/Volvo/

お近くの方は、ぜひお気軽にボルボ・カーズ千葉中央 にお立ち寄りください。

ボルボ・カーズ千葉中央フォトギャラリー

本記事の取材は、2007年9月に行いました。