JAIA 日本自動車輸入組合
Menu

フレンチトーストピクニック2012

2012年7月17日


~西日本最大級! フランス車のイベント~

5月27日(日)、福井県あわら市、芦原温泉近くの金津創作の森を会場に、フレンチトーストピクニック(FTP)2012が開催されました。

pic_ftp1207_a

pic_ftp1207_b

FTPは、クルマ好き、とりわけフランス車を愛好する方々のために、気軽に、そして何よりも楽しく時間を過ごせるよう、地域の有志の皆さんにより企画されたイベントで、2000年の初開催以来、回を重ねて今回が13回目になります。
会場に一歩足を踏み入れると、ここが日本であることを忘れるほど、フランス車一色の風景が広がります。

pic_ftp1207_c

pic_ftp1207_d

pic_ftp1207_e

pic_ftp1207_f

pic_ftp1207_g

pic_ftp1207_h

pic_ftp1207_i

イベントのプログラムには、主催者の設定したコースを、コマ地図を見ながらあわら市や三国海岸沿いをドライブするピクニックラリー、会場正面に設けられたステージ上に展示された“ちょっと旧い車たち”の紹介と解説、また、画家の今村幸治郎氏の新作展覧会等、バラエティに富んだ内容が組まれています。

ピクニックラリーへ出発する新旧さまざまな参加車

pic_ftp1207_j

pic_ftp1207_k

pic_ftp1207_l

pic_ftp1207_m

pic_ftp1207_n

pic_ftp1207_o

pic_ftp1207_p

pic_ftp1207_q

pic_ftp1207_r

pic_ftp1207_s

pic_ftp1207_t

ステージイベント

ピクニックラリー参加者がゴールすると、ランチタイムをはさんで、正面ステージに展示された“ちょっと旧い車たち”の紹介が始まります。
ここでは、フランス車だけではなく、希少性の高いモデルが対象となります。
解説は、このイベントの運営に当初から関わり、地元の福井県坂井市でルノーを中心に欧州車の販売、メンテナンスを手がける渡辺モータースの渡辺道広氏と、モータージャーナリストの塩見智氏の2名によるトークショー形式で行われ、一台ごとの丁寧な解説と、また実際にエンジンを始動してそのサウンドを披露したりと、クルマ好きを惹きつけるスタイルで展開されました。

pic_ftp1207_b_b

1925年式 オーバーランド モデル91 フェートン(アメリカ)

1903年に設立されたオーバーランド社は、1908年にはウイリス社に吸収され、ウイリス・オーバーランドとなったことから、ジープの遠い祖先ともいえるモデル。木製のホイール、またペダル配置が現代のクルマとは異なり、クラッチは左側にあるものの、アクセルが中央でブレーキが右側という特徴を持つ。

pic_ftp1207_b_c

1933年式 MG JII(イギリス)

JIIは、ミジェットの2代目となる量産モデルで、当時としては画期的な直列4気筒のSOHCエンジンを搭載し、847ccの排気量ながら、36馬力のパワーを発揮した。そのスタイルは、古典的なブリティッシュ・スポーツの定石どおりのロードスターである。

pic_ftp1207_b_d

1963年式 マセラティ3500GT(イタリア)

マセラティ初の量産型GTで、3.5リッター直列6気筒DOHCエンジン搭載の、現在へと繋がる同社の礎となったモデル。このカロッツェリア・トゥーリングによる美しい2+2クーペの成功が、マセラティがそれまでのレーシングカー主体のメーカーからのシフトをはかる転機となった。

pic_ftp1207_b_e

1938年式 シトロエン7CV オープン(フランス)

シトロエンの一連のトラクシオン・アヴァンの最初のモデルで、1934年にデビュー。車名のとおり前輪駆動と、モノコック・ボディをいち早く採用した先進のクルマで、戦前に生産を終えた。1.3リッター直列4気筒OHVエンジンを搭載する。

pic_ftp1207_a_c

解説は、渡辺道広氏(左)と塩見智氏
豊富な知識と各モデルへ愛情感のあふれる解説で、ギャラリーを惹きつけます。

pic_ftp1207_b_f

1968年式 シトロエンDS デカポタブル(Décapotable)(フランス)

DSをベースに、フランスの名門カロシェであるシャプロンが架装を手がけた洒落たオープンモデルで、1960年から約10年間、正式なカタログモデルとして生産された。価格はノーマルのDSの2倍ほどの高額車であった。

pic_ftp1207_b_g

1959年式 フェラーリ 250GT(イタリア)

初期のフェラーリを代表するロードカーで、3.0リッターV型12気筒SOHCエンジンをフロントに搭載し、アルミ製の軽量ボディと相まって、素晴らしい性能を発揮した。ピニンファリーナのデザイン、スカリエッティ製作のボディには、当時世界的に流行していたテールフィンが、控え目に取り入れられている。

pic_ftp1207_b_h

1970年式 メルセデス・ベンツ 280SL(ドイツ)

1963年、それまでの190SLを引き継ぎ登場した第2世代のSLで、スタイリングは、この時代のメルセデスを多く手がけたフランス人デザイナー、ポール・ブラック(Paul Bracq)による。クーペとロードスターのバリエーションがあり、クーペは、“パゴダ・ルーフ”と呼ばれる、中央部分が窪んだルーフ形状を特徴としていた。

pic_ftp1207_b_i

1968年式 ジャガーEタイプ ロードスター

1961年にデビューしたジャガーを代表するスポーツカーで、ロードスターのほか、クーペもラインアップしていた。流麗なスタイルと優れた性能、さらには安価なプライス設定で人気を博した。年式により、シリーズ1からシリーズ3までの変遷があるが、この車両は、シリーズ1から2への過渡期に生産された、シリーズ1.5と呼ばれる希少モデルである。

スペシャル・ショップも出店

会場の一画には、多くのショップが軒を並べ、お目当ての品を求めるお客様で賑わいをみせていました。フランス車のアクセサリーパーツや自動車関連グッズ等、それぞれが特徴のある魅力的な品揃えで、このイベントならではの風景でした。

pic_ftp1207_a_l

pic_ftp1207_a_m

pic_ftp1207_a_n

pic_ftp1207_a_o

pic_ftp1207_a_p

pic_ftp1207_a_q

夢のクルマを描こう!子供写生大会

また、来場の子供たち参加によるクルマの写生大会も行われ、今年は100枚もの作品が集まりました。
そして、ゲストの今村幸治郎氏に数点を選んでいただき、表彰を行いました。
このなかから、将来の画家が誕生するかもしれませんね。

pic_ftp1207_a_r

pic_ftp1207_a_s

pic_ftp1207_a_t

ボンネットバスも運行

FTPのもうひとつの恒例プログラムが、ボンネットバスによる遠足です。
石川県小松市の日本自動車博物館が所有する1968年式いすゞ製バスが、あわら市内を周遊する“遠足”に登場し、この日だけの特別時刻表により運行され、ノスタルジック・ムードが大いに盛り上がりました。

pic_ftp1207_a_u

pic_ftp1207_a_v

pic_ftp1207_a_w

同乗試乗会

プログラムの終盤には、“ちょっと旧い車たち”のコーナーで紹介された、1925年式オーバーランド フェートンに子供たちを乗せて会場内をめぐる試乗会も行われました。
この、思いがけない主催者からのプレゼントに、参加された皆さん、大満足の様子でした。

pic_ftp1207_a_x

pic_ftp1207_a_y

pic_ftp1207_a_z

pic_ftp1207_b_a

クルマのイベントというと、一般的には大人が中心になりますが、このイベントには家族連れが多く、まさにその名のとおり、“クルマと一緒に楽しむピクニック”といった雰囲気があります。
大人だけでなく、未来のクルマ好きな子供たちを育てたい、またクルマを使って楽しむことをもっと知ってもらいたいという、主催者の方々の想いが見事に表現され、またそれが回を重ねるごとに広がっていることを感じさせるイベントでした。
フランス車、また旧いクルマ達と一緒にのんびりと過ごす初夏の休日、一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

○フレンチトーストピクニック(FTP)についてはこちらから
http://www.oni-kawara.com/FTPNEW.html

○渡辺モータースについてはこちら
http://blog.livedoor.jp/fwm1972/

○日本自動車博物館についてはこちら
http://www.mmj-car.com

本記事の取材は、2012年5月に行いました。