2011年7月19日
~幸運なご家族がフォードSUVとの楽しいアウトドアライフを体験~
フォード・ジャパン・リミテッド(FJL)は、2011年6月、富士西湖湖畔キャンプ施設「PICA富士西湖」(山梨県南都留郡)において、「Ford SUV VILLAGE 2011富士西湖」を開催しました。
100年以上の歴史あるブランド
フォードと言えば、1903年に米国で創業された歴史ある自動車メーカー「フォード・モーター・カンパニー」の代表ブランドです。特に「T型フォード」は、1908年から生産が開始されましたが、世界で初めて大量生産方式を取り入れるなど、現在の自動車生産の礎ともいえる歴史を築いてきました。
108年の歴史をもつフォードは、欧州・アジアにも進出しそれぞれの地域に合ったモデルを開発してきました。そして今ではセダン、スポーツカー、SUV、商用車に至るまで幅広いラインアップを取りそろえる大きな自動車ブランドになっています。
新型SUVの発売
昨年秋、日本におけるフォードのSUVラインナップに強力な新型車、欧州フォードのクーガが加わりました。
そしてこの5月、旗艦モデルのエクスプローラーがフルモデルチェンジされたのです。今回のSUV VILLAGE でも、この新型2車種がメインで活躍します。
高倍率な抽選
当日はあいにくの梅雨空、でもどんな天気でも楽しめるのがアウトドアキャンプの良いところ。
FJLスタッフ大勢の努力で万全の受け入れ態勢が整えられ、そこには、4組のご家族だけが招かれました。
事前の申し込みは1000組以上の応募があったそうですから、250倍以上の狭き門ですね。
この幸運な4組のご家族の皆さんは、Ford車と共に、二日間にわたるアウトドアライフを楽しんで頂きます。
4回目の開催
今回で4回目の開催となった「Ford SUV VILLAGE」、もっと大勢のご家族を招かないのですか?と質問したところ、ご対応いただいたマーケティング部マーケティングコミュニケーショングループの田中マネージャーは、「このイベントは、お客様が一味違ったアウトドアライフを味わい、FORDとの楽しい思い出を作って頂きたいと考えているんです」「SUV車をつかった遊びを提案し、体験してもらう。そうなると4組のお客様をおもてなしするのが限度なんですよ」と。
FJL 田中マネージャー
「例えば食事を作るのも、ただ肉を焼くのではなく、ひと手間ふた手間加えることで抜群においしくなる」
「1回にお招きできる数は少ないですが、お客様には喜んで頂けるし、距離がぐっと縮まるからこちらも嬉しいです」と、にこやかな笑顔でお話し頂きました。
その道のプロが講師
今回のプログラムでは、アウトドアの楽しみ方として、SUVのオフロード走行、マウンテンバイク(MTB)、クッキング、コテージ宿泊がセットされています。
普段経験することが少ないアウトドアライフを安全に、そして一味違うものとして体験するには、経験豊富なプロの指導が一番です。
Ford SUV VILLAGEでは、河村 大さん(オフロード)、檀 拓磨さん(MTB、クッキング)のお二人を特別講師として招き、今まで経験したことない楽しいアウトドアの世界へ皆さんを案内して頂けることになりました。
河村 大さん
檀 拓磨さん
参加のご家族はまる1日かけて、これらのアクティビティを体験されるのです。
MTBエクスペリエンス
マウンテンバイクは山岳地を自由に走り回るための構造を備えた自転車で、1970年代に米国で考案されました。
アウトドアライフには欠かせないアイテムとして広く普及するほか、世界各地で競技会が開催されるなどスポーツとしても定着しています。
また、メンテナンス性に優れ、各部のパーツの着脱が簡単に出来ることから、SUVのラゲージスペースにコンパクトに収納することも可能です。
講師の檀さんは世界に名だたるMTBライダーで、各地で行われる世界選手権やにフル出場するなど、伝説のライダーとして有名な方です。
取材時には雨が降る悪コンディションでしたので、急遽屋内施設に特設のブリッジやラダーコースを設けてのレッスンです。
普段何気なくまたがる自転車ですが、MTBで安全に楽しむための檀さんのアドバイスは3点。スタンス、グリップ、アングルだそうです。
特にアウトドアでの走行は、周辺の環境を読み取り安全なコース取りが求められます。そして荒れた路面でもバランスを崩さないライディングフォーム、万が一の場面でも安全に停止するためのブレーキング。これらを実宣するにはその3点を注意して乗ることだそうです。
最初はぎこちなかった皆さんもレッスンを終えるころには見違えるようなライディングフォームになっていました。
でも、全身の筋肉を使いますので結構な疲労感が訪れます。余談ですが、このような姿勢に注意して普段から自転車に乗ると、自然と体型も引き締まってくるそうです。
アウトドアクッキング
このイベントでは食事も参加者自らが作ります。でも安心です。
新鮮な食材と、よく出来たレシピ、そしてアウトドアクッキングのプロのアドバイスがあれば怖いものはありません。
ランチでは、ダッチオーブンを使ってジャンバラやとフライドチキンに挑戦です。
アウトドアクッキングはやはり男性が腕を振るうのが似合いますね。
普段目にしないお父さんの料理の姿、そしてお手伝いをする奥様とお子様たち。出来上がった料理はひときわおいしかったことでしょう。
デザートのチーズケーキにFordの焼印を押したり、和やかな会話をしながらのランチは、のんびり2時間以上かけて行われました。
オフロードドライビング
SUV車はほとんどが4輪駆動車です。そしてそのボディデザインや足回り・駆動系は、荒れた路面を走破するため様々な工夫が施されています。
普段なかなか走ることがないオフロードコースに今回はチャレンジします。
参加者の皆さんは、新型エクスプローラーとクーガに分乗して会場の「富士が嶺オフロード」を目指します。
このコースは、約24000坪の敷地に400mもの長さの急こう配ヒルクライムやモーグルが用意されるオフロードコースです。
今回はここで講師の河村さんからオフロード走行のテクニックを伝授して頂きます。
河村さんは老舗の4輪駆動専門紙「4×4マガジン」の編集長を務めていらっしゃいます。
長年、4輪駆動車に接して来られた豊富な経験から発せられる言葉は、説得力がありかつ、初心者にもわかりやすく伝えて頂ける安心感があります。
まず、乗車前に基本となるドライビングポジションの解説と、今回使用するクーガのオフロード走行に適した設計ポイントが詳しく解説されます。
そして河村さんのデモンストレーションに同乗してテクニックを聞いた後、皆さんでステアリングを握ります。
全員がオフロード未経験ですので、まず急こう配を走る車の挙動に驚かれますが、河村さんの巧みなドライビングで安全に走り終えると、今度はご自身が同じコースにチャレンジです。
クーガはオートマチック車で複雑な操作を必要としない構造ですが、巧みな電子制御で4輪に適切な駆動力が伝達されることから、片輪が浮いてしまうような状況でもアクセルをゆっくり踏むだけでスルスルと走り抜けてしまう手軽さが魅力です。
手軽に運転できることから、奥様の方が長くハンドルを握っている光景が多くみられました。
コテージでの夕食
一日かけてたっぷりアウトドアライフを楽しんだ後は宿泊するコテージでのアウトドアクッキングが待っています。
MTBの講師を務めて頂いた檀さんは今度は調理の先生に変身です。
これから皆さんが作る料理について、ユーモアたっぷりに調理法を解説して頂きます。
昼食と同じように食材はすべて用意されています。ここから先はご家族のオリジナル。
みんなで協力して料理した夕食とコテージでの宿泊、そしてFord車と一緒にすごしたアウトドアライフは家族の素敵な思い出になったことと思います。
次回は北海道
Ford車と共に貴重なアウトドアライフを経験できるこのイベント、次回は北海道苫小牧で10月に開催されます。
7月末締め切りで現在募集中です。
ご興味のあるご家族はぜひ応募されてはいかがでしょうか。
注) 北海道会場の募集は終了し、2012年3月に宮崎シーガイアで開催される「Ford SUV VILLAGE」の参加募集が、2011年9月1日(木)より12月31日(土)まで行われています。(2011年9月追記)
○Ford SUV VILLAGE 2011はこちらから
http://www.ford.co.jp/servlet/ContentServer?cid=1248880071202&pagename=FJP%2Fcontroller&c=DFYPage&site=FJP
○Fordについてはこちらから。
フォード・ジャパン・リミテッド オフィシャルサイト
http://www.ford.co.jp/
本記事の取材は、2011年6月に行いました。