2013年5月9日
~すべてのフェラーリ・ファンにオープンな年1回のフェラーリの祭典~
フェラーリ・ジャパンは2013年4月19日(金)から21日(日)の3日間、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で
「フェラーリ・レーシング・デイズ 2013」を開催しました。
フェラーリ・レーシング・デイズは、フェラーリ・ジャパンが主催する最大のオーナー向けイベントです。日本全国から数多くのフェラーリが鈴鹿サーキットに駆けつけ、会場で用意されるさまざまなサーキット・プログラムを楽しみます。
今回も昨年同様、「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・アジアパシフィック」が同時開催され、2013年シーズンの第2戦が行われました。
フェラーリ・オーナーに限らず、フェラーリ・ファンも入場料を払えば誰でもフェラーリワールドを見学することが可能なオープンイベントであり、鈴鹿サーキットへの入場チケットでサーキットを疾走するフェラーリを堪能することができます。
また、パドックへ入場可能なアップグレード・チケットも用意されており、「F12ベルリネッタ」や「FF」などのフェラーリの最新モデル、「エンツォ・フェラーリ」や「F40」を筆頭とする歴代の名だたるスーパーカー等を目の当たりにすることもできました。
フェラーリ・ジャパンの公式発表によれば、参加したフェラーリの車両数は834台で、パドックおよびグランドスタンドに詰めかけたファンの数は22,000人以上とのことです。
プレスコンファレンス概要
会場では、報道関係者を対象としたプレスカンファレンスが行われました。
以下は、フェラーリ・ジャパンのプレジデント&CEOのハーバート・アプルロスさんのプレゼンテーションの概要です。
皆様、ようこそ。ファラーリレーシングデイズへ。
フェラーリワールドが鈴鹿にやってきました。
このフェラーリ・レーシング・デイズは、フェラーリがレースに懸ける情熱を体現するものです。
今回は素晴らしい天候にも恵まれました。
鈴鹿で開催するのは2回目。日本で開催する場合、私たちは鈴鹿がベストな場所だと考えています。
このイベントは私たちにとっても特別です。
なぜなら、イベントを通じて多くの皆様に新たにフェラーリのファンになっていただくことができるからです。
グランドスタンドだけでなく、パドックにもお入りいただいて、皆さんにフェラーリの熱烈なファンになっていただきたいと思います。
今回は究極のレーシングカーであるF1やFXXもお披露目します。
これらの車両は、日本のお客様が所有し、完璧な状態でメンテナンスされ、お客様自らがドライブされます。
今年は、フェラーリのスーパーカーをお祝いする年と位置付けています。なぜなら、私たちは今年、「ラ フェラーリ」を発表したからです。
※ラ フェラーリの写真は、第15回上海国際モーターショー(Auto Shanghai 2013)の会場で撮影したものです。
このカテゴリーは、1984年の「288GTO」からその歴史が始まりました。
今回は、スーパーカークロニクルと称して、フェラーリのスーパーカーのコレクション、「288GTO」、「F40」、「F50」、「エンツォ・フェラーリ」を展示しました。
この週末、多くのフェラーリ・オーナーにお越しいただきました。
この素晴らしい鈴鹿サーキットで、フェラーリのパフォーマンスを十分に楽しんでいただきたいと思います。
会場には、フェラーリのショールームも用意しました。
5つの最新モデル(F12ベルリネッタ、FF、458イタリア、458スパイダー、カリフォルニア30)を間近でご覧いただくことができます。
FFのテーラーメイドも用意しました。お客様のお好みに合わせて、パーソナライゼーションを極めることができる特別なプログラムです。
一昨日(4月19日(金))には、「ピロタ・アラウンド・ザ・ワールド」を行いました。
これはフェラーリ・オーナーを対象としたドライビングテクニックのトレーニングプログラムで、フェラーリをどのように安全に運転していただくかを学んでいただくためのものです。フェラーリは、このような取り組みをかなり早くから行っています。
今回はカリフォルニア30の特別仕様車、カリフォルニア30ジャッポーネを発表しました。
日本のみの発売で10台限定です。
これは、この鈴鹿サーキットで1987年11月1日開催されたF1日本グランプリで、ゲルハルト・ベルガーがドライブするスクーデリア・フェラーリのF1マシンが優勝してから25周年の節目を迎えるのを記念しての限定車です。
日本向けのフェラーリは、すべてHELE(High Emotion/Low Emissions)を搭載しています。
アイドリングストップをすることにより、CO2の排出量を25%減らすことができます。
フェラーリは、国内のサービスネットワークの拡充にも力を入れています。
2013年3月には、10番目の正規アフターサービスセンター「グランテスタ長野」を長野県に開設し、また、つい先日は福岡の正規ディーラー「ヨーロピアン・バージョン」をリニューアルオープンしました。
新規のお客様を増やしていくため、フェラーリ・レーシング・デイズのような特別なイベントを今後もどんどん実施していきたいと考えます。
お客様のフェラーリの購入をサポートするため、フェラーリ・ファイナンシャル・サービス・ジャパンを立ち上げました。
また、今までは日本で行ったことがなかったのですが、「セレクトプログラム」というフェラーリのコレクター向けのプログラムも用意します。オークションで非常に高額で取引されるフェラーリをお求めになる方のお手伝いをさせていただきます。
2013年シーズンの「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・アジアパシフィック」は、第2戦がここ鈴鹿で開催されます。
昨年は天気が良くありませんでしたが、今年は天候に恵まれました。
今日は日本から5チームが参戦しています。
また、特別ゲストとして小林 可夢偉さんを招待しました。
特別ゲストとして小林 可夢偉さんを招待
特別ゲストとして招待された小林 可夢偉さんは、2009年から2012年までF1で活躍し、現在は、フェラーリのワークスドライバーとして、スクーデリア・フェラーリと契約しています。
小林 可夢偉さんは、同時開催された「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・アジアパシフィック第2戦」の2つのレースにゲストドライバーとして参加しました。
いずれも最後尾からスタートし、レース1では3位、レース2では4位でチェッカーを受け、その素晴らしい走りで会場の皆様を沸かせていました。
フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ アジア・パシフィックは、458チャレンジによるワンメイクレースで、2013年は以下のスケジュールで予定されています。
第1戦 | 3月7日~9日 | ヤス・マリーナ・サーキット(アラブ首長国連邦・アブダビ) |
第2戦 | 4月20日~21日 | 鈴鹿サーキット(日本・三重) |
第3戦 | 5月31日~6月2日 | 上海国際サーキット(中国・上海) |
第4戦 | 8月4日 | インジェ・オートピア(韓国・麟蹄) |
第5戦 | 9月1日 | セパン国際サーキット(マレーシア・セパン) |
第6戦 | 9月22日 | セパン国際サーキット(マレーシア・セパン) |
第7戦 | 日程未定 | ヨーロッパ |
※2013年4月21日(日)現在のスケジュールです。
○フェラーリについてはこちらから。
Ferrari Japan|フェラーリ・ジャパン ホームページ
http://www.ferrari.com/japanese/Pages/Home.aspx
○フェラーリ・レーシング・デイズについてはこちらから。
http://frd.ferrari-japan.co.jp/
○フェラーリ・レーシング・デイズ鈴鹿2012(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/attractive/ferrari1203/
○フェラーリ・フェスティバル2010(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/attractive/ferrari1006/
○フェラーリ・フェスティバル2008(JAIAレポート)についてはこちらから。
https://www.jaia-jp.org/attractive/ferrari0806/
フェラーリ・レーシング・デイズ2013 フォトギャラリー
本記事の取材は、2013年4月に行いました。