これがアウディのルーツ 〜DKWとNSU〜
アウディジャパン株式会社は、同社のブランドショールームであるAudi Forum Tokyo (アウディフォーラム東京)において、1924年型DKW Slaby-Beringerと、1967年に開発されたレーシングカー NSU TTS Gruppe 2 の2台を一般公開しています。
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![]() 左側:NSU TTS Gruppe 2、右側: DKW Slaby-Beringer |
![]() 今でも走行可能なNSU TTS Gruppe 2 |
![]() 1924年に製造されたDKW Slaby-Beringer |
近年、ルマン24時間レースでの活躍や、クワトロシステム等により、日本でもプレミアムブランドとしての確固たる地位を確立したアウディ。
その誕生は、はるか100年以上前までさかのぼる、たいへん歴史のある自動車メーカーです。
「アウディの4つの輪(Four Rings)は、4つのメーカーの結束」
自動車に詳しい方なら、ご存知かもしれません。
アウディの前身であるアウトユニオンAGは、1932年、ホルヒ、アウディ、DKW、ヴァンダラーの4社が手を組んで設立された会社です。
そのうちの1社であるDKW(Dampf Kraft Wagen)は、1916年、デンマーク人のイェルゲン・スカフテ・ラスムッセンにより当初は蒸気自動車を製作することを目的に設立されました。
その後、小型の2ストロークエンジンの開発に成功し、1920年代には世界最大のオートバイメーカーへと成長します。
1928年に4輪車の製作に進出した後、上記アウトユニオンの結成に参加します。
![]() DKW(Dampf Kraft Wagen)のエンブレム |
Slaby-Beringer社は、第一次大戦後に設立され、電気自動車を製作していました。
当時、エス・ビー電気自動車として、日獨電氣自動車商会を通じ、多くがタクシー用として日本に輸入されていたことが記録として残っています。
日本への輸出依存度が高かった同社は、関東大震災による日本市場の需要の減少により経営危機に陥り、1924年、DKW社に吸収されました。
今回展示されるDKW Slaby-Beringerは、Slaby-Beringerの車体にDKWのガソリンエンジンを搭載したモデルで、まさにアウディのオリジンを示す貴重な1台といえます。
![]() 貴重なクルマなので手に触れることは出来ませんが・・・ |
![]() それでも、こんな近くで観ることが出来ます! |
「DKW Slaby-Beringer」概要
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NSU (Neckarsulmer Strickmaschinenfabrik)は、1873年に編機のメーカーとして設立された会社で、1906年に自動車の製作を開始しています。
その後、2度の世界大戦を経て、1956年に自動車の生産を再開し、世界初のロータリーエンジン搭載車、ヴァンケルスパイダーを世に送りだしました。
1969年にアウトユニオン社と合併し、現在に至ります。
![]() 古さを感じさせないデザイン |
このNSU TTS Gruppe2は、1961年に同社が発表したPrinz4の進化型で、ツインスパークの直列4気筒空冷エンジンをリアに搭載しています。
![]() エンジンも見ることが出来ます |
![]() 迫力のツインスパーク4気筒空冷ガソリンエンジンと クーゲルフィッシャーのインジェクションユニット |
当時、多くのツーリングカーレース、ジムカーナ等で好成績をおさめました。
現在もルマン24時間レース等のモータースポーツで活躍するアウディの、まさにルーツともいえる貴重な1台です。
「NSU TTS Gruppe 2」概要
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アウディフォーラム東京では、この価値のある2台を2008年末まで展示、公開しています。
アウディの歴史を垣間見ることができるこの機会、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
○アウディジャパンについてはこちらから
http://www.audi.co.jp
○Audi Forum Tokyo (アウディフォーラム東京)についてはこちらから
http://www.audi.co.jp/audi/jp/jp2/audi_brand/Audi_Forum.html
フォトギャラリー
世界合計で266台生産されたDKW Slaby-Beringer
木製の車体に当時の自動車を感じます
迫力あるフォルムのNSU TTS Gruppe 2
オイルクーラーが雰囲気を盛上げます
サイドに設けられたスリットがリアエンジンの証しです
NSUのエンブレム
日獨電氣自動車商会を通じ輸入された車輌(1)
日獨電氣自動車商会を通じ輸入された車輌(3)


















