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ポルシェパレード2010

2010年6月24日


~263台のポルシェが様々なデコレーションをまとって鈴鹿サーキットをパレード~

2010年6月4日(金)から6日(日)までの3日間、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で、ポルシェのサーキットイベント「ポルシェパレード2010」が開催されました。

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ポルシェパレードは、ポルシェクラブジャパンが全国のクラブメンバーを対象に2年に1度開催しているイベントで、今回が12回目となります。
ポルシェクラブジャパンは、ドイツ・ポルシェAGおよびポルシェジャパン株式会社公認のポルシェのオーナーズクラブで、日本国内に25の支部と1,100人を超える会員が在籍しています。
このポルシェクラブジャパンの活動の中で一番盛大なイベントが、「ポルシェパレード」です。

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からっと爽やかに晴れ渡った6月5日(土)、会場の鈴鹿サーキットには、朝早くからポルシェパレード2010に参加する車両が続々と集まってきました。

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サーキット走行を控えている方は、ゼッケンを貼ったり、空気圧を調整したりと、準備を進めていきます。
ポルシェパレードの専用駐車スペースとなった鈴鹿サーキットのピットビル前のA1パドックと呼ばれるエリアは、次第にポルシェで埋め尽くされていきました。

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ポルシェパレード名物の支部毎のデコレーション

皆さんのポルシェには、支部ごとに趣向を凝らしたステッカーが貼られ、競い合うかのようにデコレーションがされています。会場でステッカーを貼っている方もいらっしゃいましたが、多くは事前に準備し、専門の業者に依頼するか、何時間もかけて丁寧に貼っているのだそうです。

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そのため、ポルシェパレードの行われる週末は、「派手なポルシェがたくさん集まっている」と地元の方も驚かれるようです。

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支部の皆さんが、これを競い合っているのには理由がありました。
ポルシェパレード最大のイベントが、日曜日のパレードランです。この出走順がデコレーションコンテストで表彰された順番となり、見事に1位を獲得できれば、その支部の皆さんは日曜日のパレードを先頭で走行することができるためです。次回のポルシェパレードのパンフレットの表紙に写真が掲載されるのを楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
表彰は土曜日夜のディナーパーティーの席上で行われます。今年は、どの支部が1位になるのでしょうか。

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ポルシェパレード2010の舞台は鈴鹿サーキット

ポルシェパレード2010の舞台は、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースです。

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1962年9月に完成したこのコースは、18のコーナー(10の右コーナーと8つの左コーナー)から構成され、全長は5.8キロあります。F1をはじめとする数々の国際レースで名勝負が行われた場所です。

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メインストレート 約800メートルの直線です。
第1・第2コーナー 下り勾配のストレートから一気に減速して進入するオーバーテイクポイントです。
S字コーナー Sの形状をしたテクニカルなコーナーです。
逆バンク 通常のコーナーは、外側に向かって傾斜(バンク)がついていますが、ここはその傾斜が無くフラットなため、高速で走行すると、逆に傾斜しているような錯覚に陥ります。
ダンロップコーナー コース全体の中で、もっとも上り勾配のきつい地点です。高速コーナーのため、大きな横Gがかかるハードなコーナーです。
デグナーカーブ 1962年にデグナー選手(旧西ドイツのライダー)が転倒したために、その名が付けられました。元々は一つのコーナーでしたが、1987年の改修により、R15とR25の右カーブが連続するコーナーになりました。
ヘアピンカーブ ヘアピンに似た形状からそう呼ばれます。デグナーカーブを立ち上がり、加速した車両が一気に減速するタイトな低速コーナーです。
200R ヘアピンを抜けた車両が一気に加速していく高速コーナーです。
スプーンカーブ 60Rから200Rまでの5つのコーナーから構成されるテクニカルな複合コーナーで、ティースプーンのような形をしていることから命名されました。その脱出スピードが西ストレートでの最高速を左右します。
西ストレート 約1キロにおよぶ直線で、コースの中で最高速度がマークされるポイントです。現在までの最速は、F1ドライバーのキミ・ライコネン選手が記録した328.6キロです。
130R 西ストレートからわずかの減速で進入する130Rは世界的にも有名な超高速コーナーです。2003年の改修で85Rと340Rがつながった複合コーナーとなりました。
カシオトライアングル 右-左と低速コーナーが連続するシケインです。オーバーテイクポイントの一つです。
最終コーナー 長い下りの右コーナー。ここの立ち上がりがメインストレートのスピードの乗りを左右します。

サーキット走行プログラム

ポルシェパレードでは、数々のサーキット走行プログラムが用意され、国際レーシングコースの走行を思う存分楽しむことができます。
走行する車両は車検を受け、出走の時を待ちます。

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■タイムアタック

国際レーシングコースをフルに使ってのタイム計測です。
腕に覚えのある方々が次々と好タイムをマークしていきます。
タイム上位の方は、ディナーパーティーで表彰されるとのことでした。

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■ビギナーズサーキットレッスン

サーキット走行の経験が少ない方向けのレッスンです。
サーキット走行における注意事項説明の後に、先導車による隊列走行が行われました。

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■フリーラン

皆さんのペースで国際レーシングコースを走行するプログラムです。
時間は十分に用意され、サーキット走行を大いに堪能されたことと思います。

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■ドライビングクリニック

プロドライバーが助手席に乗車し、ドライビングレッスンを行うものです。

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■サーキットタクシー

今回のサーキットタクシーは、2010年モデルのカップカー(911GT3 CUP)とパナメーラです。
特にカップカーの人気は非常に高く、抽選の倍率は数倍になったとのことでした。
運良くその権利を獲得された方が、レーシングドライバーの影山正美選手の運転するカップカーの助手席に乗車し、国際レーシングコースを周回しました。

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パナメーラは、後席にも同乗することができました。

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同伴参加の方も楽しめるプログラム

ポルシェパレードでは、金曜日の夜にウェルカムパーティー、土曜日の夜にディナーパーティーが用意され、全国の支部の皆さんとの親睦を深めることができます。
ディナーパーティーでは、海外のリゾートホテルの宿泊券などの豪華な景品が当たる抽選会もあって、これを楽しみにしている方もいらっしゃるようです。

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ピットビル2階のラウンジでは、ゴルフ・パターチャレンジや化粧品などの展示ブースや、ネイルやフラワーアレンジメントの体験ブースが用意され、ご同伴の方も楽しい時間を過ごせるように工夫されていました。

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オーナーの所有欲をくすぐるポルシェグッズも。

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物産コーナー。こちらで、各支部のお土産が振舞われました。全国の名産品が一堂に並べられ、おやつとしていただくことができました。

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松田次生選手・平手晃平選手トークショー

土曜日には、ピットビル2階のラウンジで、レーシングドライバーの松田次生選手と平手晃平選手のトークショーが行われました。
松田次生選手と平手晃平選手は、サーキットタクシーで使用されたパナメーラの話題からトークショーをスタートしました。後半の鈴鹿サーキットの攻略法に話題が移ると、トークが熱くなり、あらかじめ決められた時間を越す勢いでの盛り上がりでした。

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松田次生選手は、地元(三重県桑名市)出身のレーシングドライバーで、フォーミュラ・ニッポンとスーパーGTシリーズに参戦しています。特に、フォーミュラ・ニッポンでは、2007年と2008年に、史上初の2年連続でのシリーズチャンピオンを獲得しています。

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平手晃平選手は、愛知県小牧市出身のレーシングドライバーで、欧州でフォーミュラ・ルノー2000イタリア選手権やフォーミュラ3・ユーロシリーズで活躍した後、2008年からは国内でフォーミュラ・ニッポンとスーパーGTシリーズに参戦しています。

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聞き手は、F1のレース実況でもおなじみのピエール北川さんです。

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-ポルシェの第一印象をお聞かせください。

松田選手:
パナメーラを初めて見たときは、「ポルシェが作る4ドアって・・・?」と思いましたけど、実際にパナメーラターボに乗ってみて、度肝を抜かれました。
ものすごくクルマが良くて、シケインから全開で立ち上がるとメインストレートでは260キロも出るんです。ついつい熱くなってしまい、前を走るGT3を追いかけてしまいました(笑)。
コーナーでも安定していて、本当に4ドアなの?と思ったほどです。ハンドルを切ったときの俊敏性が優れており、ハンドルを切ったら切っただけ曲がりますし、荷重を乗せれば乗せただけ曲がります。安心して運転できました。
それと、ポルシェの内装が素晴らしいのに感動しました。無駄なものがなく、カッコ良く作っていますよね。
今回はパナメーラのサーキットタクシーがありましたが、後席に乗車された方は、後席でもコクピットに座っている感じを味わえたのではないでしょうか。

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平手選手:
今日は911カレラSに乗りましたが、地面にへばりついている感じが大きいクルマだと思います。
足回りが良く、乗り心地が良くて、コントロール性が高いです。
メインストレートでは245キロ出ました。
コーナーでは、ホイールベースが短いこともあって、す~っと入っていけます。ロールケージなしの市販車でも、全く不安感がありません。

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-PDK(ダブルクラッチ式のトランスミッション)のフィーリングはいかがでしたか?

平手選手:
シフトアップにダイレクト感がありますね。

松田選手:
パドルを押すとシフトアップ、手前に引くとシフトダウンします。片手で操作できることに感動しました。

-ボディ剛性は?

松田選手:
パナメーラのような大きなクルマだと、ボディ剛性を維持するのは大変だと思うのですが、リアシートに乗っていても、頑丈なボディに守られている感じを受けます。
260キロで走行していてもスピード感がないほどで、むしろスーパーGTシリーズのレース車両の方がスピード感があるように思います。それくらい安心感のあるボディ剛性だと思います。

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-ポルシェにはどのようなイメージをお持ちですか?

松田選手:
小学生のころ、ポルシェ959に憧れました。
レーシングカーの最先端を走っているメーカーというイメージです。

平手選手:
イメージもさることながら、実際に乗って楽しいことが魅力です。
市販のスポーツカーは、街中でのドライブの快適性も追求しなければなりませんが、ポルシェは、非常にバランスの取れたクルマだと思います。
僕らが求めるのは、クルマからのインフォメーションの量です。お尻の下から伝わる接地感、ハンドルから伝わる路面状況、これらの情報量が多いと安心できます。
ポルシェは、どんどんドライバーに訴えかけてくるクルマだと思います。

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-サーキットを安全に速く走るために心がけていることを教えてください。

平手選手:
鈴鹿サーキットに限らず心がけていることは、「とにかく慌てないこと」と「スムーズに操作すること」です。と言いつつも、今日は久しぶりの輸入車で、間違えてワイパーを2回動かしてしまいましたけど(苦笑)。
慌ててしまうと操作が雑になってしまい、結果的にタイムを落とすことになります。
アクセル、ブレーキ、ハンドル、全ての操作をスムーズに行うことが必要です。

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松田選手:
シートポジションをきちんと決めることです。
シートポジションが決まっていないと、腰も痛くなってくるし、車両から受ける感覚も違ってきます。
これがきちんとしていないと重大な事故にも繋がります。一般道でも同じです。
クルマに乗りこんだら、ハンドルを持つ手が伸びすぎていないかなど、疲れない位置を探しながら決めることです。窮屈もダメです。動きにくくなりますから。
シートの上下を調整できるなら、できるだけ下げた方が良いです。重心が下がって、感覚も良くなります。

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-鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを世界中のドライバーが褒めてくれますね。

平手選手:
一番楽しいのは初めのS字です。
ここでのセッティングの良し悪しで勝負が決まると言っても過言ではありません。

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松田選手:
鈴鹿には2つのワナというか、イヤなコーナーがあります。
逆バンクとスプーンの2つ目です。
他のコーナーはバンクがあるのに、この2つはバンクが無く、フラットです。
スプーンの2つ目は西ストレートを控えているので、早くアクセルを開けたくなりますが、慌てたり突っ込みすぎると痛い目にあうコーナーです。

-ワンポイントがあればアドバイスをお願いします。

松田選手:
コーナー毎の目印を見つけることです。コーナーには、残りの距離が「100」「150」のように掲示されています。1コーナーは、「100」を目印にしてブレーキを掛けていきます。
最初は200メーターから挑戦して、10メーターずつ詰めていけば良い練習になると思います。
全般的に言えることですが、鈴鹿サーキットのコーナーは、どれもブレーキを遅らせて突っ込んでいくのはダメです。人よりも早くアクセルを開けられるように余裕を持って進入してください。

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平手選手:
鈴鹿にはデグナーカーブの前後で2つの顔があります。
デグナーカーブを抜けるまでは忙しいコーナーが続きます。それを抜けるとなだらかなコーナーになります。デグナーカーブを境にリズムを変えることです。
前半にきびきびと走り、後半にゆったり走ると良い結果が出ると思います。

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-ありがとうございました。

日曜日はメインイベントのパレードラン

いよいよ日曜日。メインイベントのパレードランが行われます。
パレードは支部ごとに固まって走りますが、デコレーションコンテストで優勝した支部が先頭になります。

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今年の優勝は、ポルシェクラブ東大阪(PCEO)。絵柄がギザギザになっているように見えますが、これは小さなスナップ写真を散りばめて作った凝ったデザインになっています。

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誰もいないメインストレートに一番で入場し、整列の後、記念写真を撮影されていました。支部のユニフォームも場の雰囲気を盛り上げますね。

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全支部が入場し、シグナルがグリーンになったところで出発です。

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コースでは2列になって走行しますが、メインストレートでは、自由に走行が可能で、扇のように前列2台後列4台と編隊を組んで走行する支部もありました。

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パレードランが終わるとフェアウェルセレモニーです。
会長の小田さんから実行委員会への謝辞が述べられ、「スタートユアエンジンズ」の掛け声で一斉にエンジンを始動し、クラクションを鳴らしながら、鈴鹿サーキットを後にします。

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ポルシェジャパン黒坂社長とポルシェ本社役員にお話を伺いました

現地で、ポルシェジャパン株式会社の黒坂 登志明 代表取締役社長とドイツのポルシェ本社(Porsche AG)の営業担当役員のDr. オッファーマン(Dr. Andreas Offermann)さんにお話を伺うことができました。
お二人は、ポルシェジャパンの立ち上げに尽力され、「ポルシェジャパンの父と母」とも言われています。

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-今日のイベントの印象をお聞かせください。

Dr. オッファーマン氏:
日本のポルシェパレードに参加するのは今回で3回目ですが、今回も天候に恵まれて良かったと思います。
会場の鈴鹿サーキットは、これ以上の場所は無いのではないかと思っています。
263台400名の参加がありましたが、これは会場の関係で限定させていただいたためであって、実際はこれ以上の参加申込みがありました。
参加された方々とお話しをさせていただいて、皆さんが心の底からパレードを楽しんでいることが伝わり、そのような方々と新たな友情を築くこともできました。

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-日本のポルシェクラブメンバーの印象は?

Dr. オッファーマン氏:
日本のお客様のことは、黒坂社長のほうが詳しいと思いますけど、私なりの意見を言わせてもらえば、日本のポルシェクラブの皆さんは、ポルシェを恋人のようにみて愛情を注いでいると感じます。クルマに恋しているかのようです。
それに対し、ヨーロッパのポルシェクラブの方々は、クルマはクルマ、ポルシェはポルシェと淡白です。
日本全国から集まるクラブメンバーの皆さん、中には遠く北海道から来られた方もいらっしゃって、本当に頭が下がる思いです。

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-世界各国のポルシェパレードも同じように行われるのでしょうか?

黒坂社長:
世界のパレードはもっと単純です。
日本のお客様はクルマをガールフレンドのように扱いますが、外国の方は、クルマを単なる道具として見ますので、そこまで感情移入しません。
ポルシェパレードのあり方も、イベントの場所に行くのが目的で、その道中のドライビングを楽しめれば良いとの考えで、期間中のイベント自体も多くありません。
規模としても、ヨーロッパ全体で700名ということを考えれば、会場の関係で400名となっている日本のパレードが、ポルシェの文化を踏襲しながら23年目となり、12回開催できたことから、いかに盛り上がっているかわかっていただけるかと思います。

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-12回開催して変わったことはありますか?

黒坂社長:
ポルシェパレードが確固たるものになったと思います。
3代目ドクター・ポルシェであるウォルフガング・ポルシェ博士も喜んで来てくれました。彼が日本びいきだったということもあったのでしょうけど。
鈴鹿が日本のスポーツカーの聖地であることもあって、功を奏しています。
立派なホテルも隣接しているため、宿泊の為のホテル手配も容易で、これ以上の場所は無いのではないでしょうか。
サーキットも改修されて更に良い施設になりましたし。

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-Dr. オッファーマンさんの今回の来日の目的は?

Dr. オッファーマン氏:
今回はセールスではなく、パレードへの参加のためです。
明日朝の飛行機でドイツに帰りますよ(笑)。

ポルシェは他の自動車メーカーと比較して小さなメーカーです。そのため、世界中の関係会社の色々なところにまで目が届きます。
黒坂さんとは1994年3月のジュネーブショーで初めて会ったのですが、単なるビジネスパートナーとしてではなく、友人としてお付き合いさせていただいていますよ。

-支部毎のステッカーが目を惹きますが、世界のパレードも同じなのでしょうか?

Dr. オッファーマン氏:
日本独自のものです。とてもユニークです。
今夜のパーティで、そのステッカーのコンテストを行おうと思っています。
個人的に特に気に入ったのは、ポルシェクラブ中大阪(PCCO)とポルシェクラブ軽井沢(PCKA)のステッカーです。

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軽井沢のステッカーには、ドイツ語で「乗ることも好きだけど、歩くのも好き」と書いてあるんですよ。

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-ポルシェとモータースポーツの関係?

Dr. オッファーマン氏:
私どもの62年の歴史の中で、F1で3度のタイトルを勝ち取るなど、数多くのレースで良い成績を収めてきました。残念ながら、F1はその参戦費用を市販車の開発に回そうという決定がなされたため、撤退してしまいましたが、現在もモータースポーツに力を入れていることには違いありません。
最近のトピックとしては、2010年5月にドイツで開催された「第38回ニュルブルクリンク 24時間耐久レース」にハイブリッド車両で参戦したことです。この911GT3 Rハイブリッドは、22時間50分の時点までトップだったのですが、優勝を目前にリタイアしてしまいました。
今後も継続して参戦していきたいと考えています。

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黒坂社長:
日本では、レーシングアクティビティ、ドライビングアクティビティをポルシェのブランド戦略上、もっとも力を入れています。これらは、ポルシェだけができることだと自負しています。
カレラカップは、F1のサポートレースとしても位置付けられ、確固たる地位を築き上げました。
ポルシェパレードはサンデードライビングの延長とも捉えられるでしょう。
そのカレラカップとポルシェパレードの間を埋めるべく、ドライビングスクールを位置付けています。
なお、最近のカレラカップはレベルがかなり上がってしまいましたので、ポルシェでレースをする入り口として、新たにGT3カップチャレンジを用意しました。

日本は、スーパーGTシリーズの人気が高く、各地のサーキットで多くのお客様が観戦されています。
ポルシェでは、スーパーGTシリーズにGT3Rが2010年7月の菅生より参戦し、国内におけるポルシェのレーシングピラミッドを築き上げています。

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ポルシェはあまり宣伝していません。コマーシャルを見たことないでしょう(笑)。
ドライビングスクール、カレラカップ、パレード、こういった活動を充実させて、ブランドイメージを向上させることが重要なんです。
ポルシェジャパンがポルシェパレードに力を入れている理由がおわかりいただけましたでしょうか?

-ありがとうございました。

○ポルシェクラブ ジャパンについてはこちらから
http://porscheclub.jp/

○ポルシェについてはこちらから
http://www.porsche.co.jp

○ポルシェパレード2008(JAIAレポート)についてはこちらから。
http://www.jaia-jp.org/attractive/porsche0807/

ポルシェパレード2010(各支部のデコレーション) フォトギャラリー

ポルシェパレード2010(サーキット走行プログラム) フォトギャラリー

ポルシェパレード2010(パレードラン) フォトギャラリー

本記事の取材は、2010年6月に行いました。