JAIA 日本自動車輸入組合
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Maserati Japan Business Meeting in 2014

2014年12月15日


~特別限定車「マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディション」を発表~

マセラティ ジャパン株式会社は、2014年11月19日(水)、ザ・キャピトルホテル東急において、Maserati Japan Business Meeting in 2014を行いました。プレゼンテーションの中で、2014年の事業報告と2015年の事業計画、そして創立100周年を記念した特別限定車「マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディション」の発表が行われました。当日のマセラティ ジャパン株式会社ファブリッツィオ・カッツォーリ代表取締役社長による発表内容をまとめましたので、是非ご一読下さい。

Maserati Japan Business Meeting in 2014

マセラティは2014年10月現在、日本での年間販売台数が1,000台を突破しました。2014年はマセラティの創立100周年の年であり、12月2日は創立記念日です。マセラティジャパンは、100周年の記念イベントとして、東京の増上寺を出発し、ゴール地点の京都の清水寺で、ディーラー、パートナー、一部のお客様を招待し、セレモニーを行いました。合わせて、グラントゥーリズモ センティニアル・スペシャル・エディション、グランカブリオ センティニアル・スペシャル・エディションの2つの100周年記念モデルの発表も行いました。日本でも販売されますが、好評につきもうすぐ完売予定です。

イタリアでは、ボローニャからトリノまで、200台のマセラティクラシックカーと、1,000人を超えるお客様がマセラティの歴史をたどる100周年の記念イベントに参加しました。
1914年、マセラティはイタリアのボローニャの地で、4人のメカニックと1人のアーティストの5人兄弟によって設立されました。そのアーティストは、エンジニアではなく、マセラティのデザインに携わっていました。マセラティの有名なロゴは、彼がボローニャの中心広場にあるネプチューンの像がもつトライデントからデザインしたものです。

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彼らはレーシングカーをつくることから始め、1957年にF1コンストラクターズチャンピョンシップを獲得しました。そして、他の多くのレーシングカーメーカーと同じように、レースの技術とレーシングカーのDNAを持ったロードカーを作り始めました。中でもクアトロポルテは大ヒットしたモデルです。テノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティや当時のイタリア大統領サンドロ・ペルティーニも愛用しました。
その後業績が好調だった時代と悪化した時代を経て、1997年にフェラーリの傘下に入り、マセラティは再生します。5世代目のクアトロポルテ、3200GT、MC12を世に送り出しました。

近年の歴史を振り返れば、時代を3つのパートに分けることができます。2000年~2004年の再出発の時代、2004年~2011年は再建の時代、2012年~2014年は拡販準備の時代です。最後の時代は、新しい組織、新型クアトロポルテ、新型ギブリなどのニューモデル、グルリアスコに工場を新設するなど、たくさんの事業展開から成り立っています。そして、次の2014年~2018年には、ラグジュアリーマーケットの100%をカバーする拡販の時代を目指しています。新しいラインナップであるレヴァンテ、アルフィエーリに加え、既存のラインナップからは新型グラントゥーリズモ、そしてクアトロポルテ、ギブリの新型も投入予定です。

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マセラティは常に企業理念を大切にしています。これは、マセラティのクルマ1台1台に体現されており、お客さまからも期待されていることです。その1つ目は、ヘリテイジです。私たちは、レーシングカーの技術を量産車に生かしています。次はイタリアンデザインです。これについては多くを語るまでもなく、例えばコンセプトカーのアルフィエーリを見れば、イタリアンデザインとは何たるか、一目瞭然です。3つ目はパフォーマンスです。マセラティは、スポーツカーメーカーであり、そのスポーツ性能はセダンにおいても欠かせない要素です。排ガスや燃費値の規制にはもちろん適合すると同時に、スポーツカーであることも実現しています。続いては、(エンジン)サウンドデザインです。これはたまたま作られたものではなく、マセラティのエンジン音を奏でるように設計されています。お客様にとっても重要な要素であり、私たちも決して妥協することのないものです。5つ目は多様性です。マーケットやお客様の嗜好は常に変化しており、私たちも様々なニーズに対応しています。レヴァンテの投入は、まさにマーケットの要求に応えた一例です。世界中でSUVセグメントが成長しています。6つ目は、エクスクルーシブ(他にない、唯一のもの)です。本日披露する「マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディション」がもつユニークなインテリアは、まさにエクスクルーシブの一例です。そして最後は、細部へのこだわりです。エンジン、パフォーマンス、インテリア、デザイン、サウンドの全てにおいて、細部に情熱を注いでいます。

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さらにマセラティは、シンプルな3つのことに注力しています。それは、マセラティという企業、お客様、そして商品です。マセラティは世界中の主要国に拠点を置くグローバル企業です。もはや限られた地域にしか存在しない小さなイタリアの自動車メーカーではありません。そして、世界中どこに行っても、同じ組織構造と管理体制を維持し、日々お客様との関係をより密接なものにしています。マセラティの事業の中心にあるのは、お客様です。私たちはお客様との「接点」を増やしています。お客様がより簡単に、かつ早くマセラティに触れることができるよう、私たちは積極的にお客様とコミュニケーションを行っています。お客様がマセラティを所有することに限らず、ラグジュアリーな体験をできる場を提供し、他にはない世界を体感してもらうことで、お客様の満足度を高めています。そして私たちの商品は、前述の企業理念を体現したものです。マセラティの血統であるスポーツ性能、エクスクルーシブ、イタリアンデザイン、細部へのこだわりといった価値をこれからも追い求めていきます。

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2010年、マセラティは2015年に世界の販売計画台数が50,000台に達すると発表しました。その計画通りに2013年には15,000台以上を生産、販売し、2014年はその倍近い台数を見込み、2015年の計画台数に迫っています。しかしここまでは第1段階にすぎません。2013年の世界のラグジュアリーマーケットは、スポーツクーペ、セダン、ラグジュアリーセダン、そして大部分を占めるSUVで構成されていましたが、マセラティのラインナップにはSUVがありませんでした。そこでレヴァンテを投入することにより、2018年までには75,000台の世界販売計画台数を目標にします。そして、2018年の世界のラグジュアリーマーケットを構成する、スポーツクーペ、セダン、ラグジュアリーセダン、SUVの全てをマセラティのラインナップが網羅することになります。

マセラティの日本での販売状況を振り返りますと、2014年は1,300台に到達する見込みです。マセラティ ジャパンは、お客様と日本マーケットに対して5つの約束をしました。1つ目はお客様とコミュニケーションをとること。次にオーナーの維持費を下げること。3つ目に、カスタマーサービスを向上すること。そしてそれを実現するために、質と量の両方で販売網の拡充をすること。最後に、ドライバーとその家族や同乗車の満足と安全を約束しました。

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販売網に関しては、2013年度に15拠点だったものが、2014年度には22拠点になる予定です。これらの拠点は単なる新しい販売店だけではありません。全く新しい組織となって、カスタマーサービスを一新した老舗のディーラーもあるからです。マセラティ ジャパンの全ての販売店は、古い新しいにかかわらず、全て同じレベルに成長しており、今後も成長を続けます。

お客様の満足度を向上するには何をすべきか。2014年10月に全てのクアトロポルテのオーナーに対して、コンシェルジュサービスを開始しました。チケットの手配から、休日の計画、レストランの予約まで、ありとあらゆるニーズに応えるサービスです。金融サービスでは、マセラティファイナンスを導入しました。そして前述の通り、オーナーの維持費の削減も行ってきました。2010年対比では、40%もの維持費の削減に成功しています。オーナーイベントは、マセラティフェスティバルを開催しています。そしてもちろん、お客様の様々なニーズにお応えして、商品のラインナップも拡充しています。マセラティは、日常に運転するクルマです。週末だけの、特別な超高級レーシングカーではありません。

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コミュニケーションチャンネルの整備も怠りません。数年前までは、あまり機能していなかったマセラティ ジャパンのWEBサイトは、通常のコンテンツページだけでなく、例えば100周年のような特別なイベントの時は、特設ページを立ち上げ、充実した内容になっています。ディーラーサイトも用意しており、ここでは条件にあった中古車の検索も行うことができます。Facebookなどのソーシャルネットワーキングサービスも充実しています。マセラティ ジャパンのアカウントは54,000を超えるいいね!を達成しました。Twitterでは、この発表内容も同時にツイートされています。こうしたお客様との直接的なコミュニケーションが多すぎるようにも感じますが、マセラティブランドに関する最新ニュースをダイレクトメールやニュースレターなどを通じても配信しています。そしてイベントでは、マセラティ ワールドを体感してもらうのです。2014年10月、イタリアで行われたマセラティ100周年記念イベントが日本のTV番組で紹介された時は、大変な反響がありました。こうしたダイレクトメール、新聞や雑誌、WEBの広告などの広報活動を通じて、2015年には1,500台の販売台数を計画しています。

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2015年は、1年を通して、クアトロポルテ、ギブリ、グラントゥーリズモ、グランカブリオの全ての商品展開を行います。また、スポーツ性能に優れ、高いパフォーマンスを発揮し、ガソリンエンジンと変わらない音を奏でるエンジンを備えたマセラティらしいディーゼルモデルの投入も予定しています。
2015年には、販売店網を現在の22拠点に加えて、新たに京都に1拠点を追加することが決定しています。そして、アメリカ、ヨーロッパ、中東、中国で行われているワールドチャンピョンシップ、マセラティ トロフェオは2015年に初めて日本にやってきます。

今回ご紹介するマセラティとエルメネジルド ゼニアのコラボレーションは、クアトロポルテGT Sをベースに、ゼニアデザインに仕立てることで実現しました。エクステリアの特徴は、ボディカラーにはプラチナム シルクの特別色を施し、Bピラーにはエルメネジド ゼニアの文字が刻まれたバッジを付し、ホイールは20インチのダイヤモンドカット、そして専用のポリッシュ キャリバーを採用しています。インテリアは、センタートリムをゼニア ダーク サテンに仕上げており、ダッシュボードのコントラスト ステッチや、ゼニア カーペットを用いています。センターコンソールにもゼニアバッジが付され、世界限定100台のうち何台目であるかが記されています。その他には、ゼニア ファブリックがドア、ルーフ、シートなどに使われています。そしてサンバイザーには、ゼニアのスーツに縫い付けられているものと同じゼニアロゴが取り付けられています。今回の特別限定車の発表とともに、内装の素材と全く同じもので作られた18種類のゼニアグッズセットも販売します。

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「マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディション」は、世界限定100台のうち、日本国内は12台、2,106万円(税込)で発売します。左ハンドルと右ハンドルの両仕様を用意しています。

○マセラティ ジャパンについてはこちらから
マセラティ ジャパン オフィシャルホームページ
http://www.maserati.co.jp/maserati/jp/ja/index.html

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本記事の取材は、2014年11月に行いました。