JAIA 日本自動車輸入組合
Menu

アストンマーティン日本法人設立記者発表会

2015年3月30日


~アンディ・パーマーCEOが来日。Rapide Sの特別仕様車を発表~

アストンマーティンジャパンは2015年2月26日(木)、六本木ヒルズumu(港区六本木)にて、アストンマーティン日本法人設立記者発表会を行いました。

記者発表会では、アンディ・パーマーCEOによるプレゼンテーションの中で、日本法人設立に至った経緯、今後の展望、そして世界でたった1台のRapide S の特別仕様車を発表しました。

アストンマーティン日本法人設立について

アストンマーティンにとって、21世紀のラグジュアリーカーを再定義することは、重要かつ優先度の高いことです。その一端を2015年3月のジュネーヴモーターショーでは垣間見ることができます。
この度の日本法人の設立は、アストンマーティンの過去から未来に亘って続いていく日本市場に対するコミットメントを体現したものであり、アジア・パシフィックのスポーツラグジュアリーカーを求めるお客様のサービスに応えるものでもあります。

アンディ・パーマー氏は、「私の日本での経験から得た『お客様を第一に考えること』は、重要かつ大前提となる考え方です。そしてアストンマーティン の新しいチームには既に『おもてなし』の精神を広めています。アストンマーティンは、イギリスの偉大なブランドであり、象徴的なラグジュアリーブランドの 重責を担うことは、身に余る思いです。アストンマーティンにとって、エキサイティングなニューモデル、新しい幹部メンバー、そして(新しいと言えるか分か りませんが)新しいCEOで迎える、新しい挑戦、そして明るい時代の幕開けです。」と、自身の日本に対する熱い想いと共に、日本法人設立についてコメント しました。

pic_aston1503_a

アストンマーティンと言えば、1964年の007の第3作「ゴールドフィンガー」にボンド・カーとして初めて登場し、以来11作品、50年に亘って007シリーズで活躍してきました。
アストンマーティンは、1913年にロンドンの小さなワークショップで働いていた2人の創業者によって設立されました。翌1914年には、創業者の1人ラ イオネル・マーティンがイギリスのバッキンガムシャーで行われたアストンヒルクライムで成功を収め、アストンマーティンの名が誕生しました。創業から 100年経った今、世界で最も象徴的なブランドとして、その名を馳せています。

アストンマーティンの今後の展望

現在、アストンマーティンは、アンディ・パーマー氏の元、古くからのお客様、将来のお客様、ディーラーのパートナーから仕入れたたくさんの声を元に、データ分析を行っています。
そして2015年3月のジュネーヴモーターショーでは、新しい投資の成果であるエキサイティングなニュースポーツカー、Aston Martin Vantage GT3 Special Editionと、とても魅力的なニューモデル、Aston Martin Vulcanが発表となります。

Vantage GT3 Special Editionは、100台の限定生産で、軽量化を実現した最上級のVantageです。モータースポーツから取り入れたシャシー、エアロダイナミック、ハンドリングを装備し、600馬力を発揮します。

pic_aston1503_b

Vulcanはサーキット専用車で、7.0リッターV12エンジンのスーパーカーであり、世界生産24台の特別限定車です。シーケンシャルトランス ミッション、フルカーボンファイバー製構造を用い、800馬力以上を発揮します。納車は2015年第4四半期に始まる予定です。

pic_aston1503_c

アンディ・パーマー氏は、中期的には、全く新しい世代のスポーツカーを登場させると発表しました。エキサイティングな新型車はアストンマーティンの 核となる部分を確固たるものにします。そして長期的には、世界中のお客様の多様なニーズに応え、アストンマーティンの魅力を追求していくことを約束しまし た。

pic_aston1503_d

これからはクリーンエネルギーや、新しい技術によって見出される可能性など、マーケットは変化していきます。このような変化は今後数十年間のアスト ンマーティンの成功に欠かせない変化となります。この変化に対応する革新的なニューモデルは、どんなに革新的な手法を用いても、世界で最も魅力的なラグ ジュアリーカーであることには変わりありません。

ここで、アストンマーティンの本社があるゲイドンのQ by Aston Martinのチームが「innovation is GREAT~英国と創る未来」キャンペーンのために作り上げた、Rapide S特別仕様車が披露されました。

pic_aston1503_e

最後に、アンディ・パーマーCEOと記者との質疑応答の一部をご紹介します。

pic_aston1503_f

Q. アンディ・パーマー氏は、企業規模、車両価格なども異なる日産から移籍されましたが、その違いについて教えて下さい。

A. 20歳のころから、クルマメーカーのCEOになりたいという夢がありました。日産では叶いませんでしたが、アストンマーティンでは叶えること ができました。また、アストンマーティンは、自分が育った町に工場があり、アストンマーティンで働くという夢もまた同時に達成することができました。日産 で培った日本でのスキルを活かして、尽くしていきたいと思います。
また、アストンマーティンで働く2,000人の従業員は、とても情熱的で、スピードを大切にしながら一緒に仕事をしています。

Q. 就任時の5億ポンドの投資の目的と意義について教えて下さい。

A. まず、スポーツカー向けのラインナップを刷新すること、そして、常に小さなメーカーとして戦ってきたアストンマーティンのこれからの100年に向けての投資と考えています。

Q. 世界で4,000台の販売のうち日本での販売割合はどれくらいですか?

A. 日本は世界有数の経済大国であり、重要なマーケットと認識しています。ですから、それに見合った規模の販売を考えています。日本市場に合致したモデル展開と、例えば福岡などにも、アフターサービスも備えたディーラー拠点も増やしていきたいと考えています。

Q. 私は40年前からアストンマーティンを愛用していますが、ニューポート・パグネルの修理工場はどうするのですか?

A. ワークスサービスは今も現役で、昔のアストンマーティンを持っていけば、新品のように蘇らせることができます。アストンマーティンにとって伝 統である「パワー・ビューティー・ソウル」は大変重要な要素であり、アストンマーティンそのものと言っても過言ではありません。新しいお客様を迎えたり、 販売台数が増加したりしても、少なくとも自分がCEOの間はこのポリシーが変わることはありません。

Q. アストンマーティンのこれからの100年の発展に必要なことは何ですか?

A. アストンマーティンはこれまでの102年の歴史において、7万台を生産していますが、海外で販売したのはその半数以下です。これからは、アジ アや中東、アメリカ地域や女性を含めた新しいタイプのお客様にアプローチしていきたいと思っています。しかしながら、常に「パワー・ビューティー・ソウ ル」のポリシーは忘れずに、不恰好なSUVを作るのではなく、美しいスポーツカーを作り続けていきます。新しい世代のお客様や、アメリカや日本を含めたア ジアのお客様に受け入れて頂けるクルマ作りを心がけていきます。

Q. 新しいパワートレーンの展望について教えて下さい。

A. 「パワー・ビューティー・ソウル」のうち、パワーが重要な位置を占めるのは言うまでもありません。アストンマーティン自社製のV12エンジン を引き続き作っていくこと、V8エンジンはAMG社と開発を行っていくこと、最後に排出ガスなど環境に配慮した新しいパワートレーンを考えていきます。 ディーゼルエンジンになることはありません。

○アストンマーティンについてはこちらから。
アストンマーティン オフィシャルサイト
http://www.astonmartin.com/ja/aston-martin

フォトギャラリー

本記事の取材は、2015年2月に行いました。